① 発達障害が脳の生得的な機能不全であることは、脳科学(FMRI等)、生物学等が証明しています。愛着形成の不足など育て方が原因で発達障害になるものではありません。
② 発達障害は脳の生得的な機能不全ですが、個々のニーズ(脳神経のパターンや環境要因など)に応じた徹底指導をすれば、状態像が改善され、将来的に社会適応できるとするのが世界的な教育界・医学界等の見解です。実際、ディスレクシアなど、ニーズに応じた適正な指導をすれば、効果が上がることは教育学上周知の事実であり、また脳のなかに新しい回路ができて状態像が改善することもFMRI等で証明されています。
③ 発達障害は、虐待と異なり、2012年5月現在のエビデンスでは予防できたり、防止できたりするものではありません。状態像を改善することで、自立し社会参加し社会貢献するなど社会適応できるようになることはわかっていますが、そういった状態像が100%消えてなくなるわけではありません。
以上、より詳しいFACT(論文等)をお知りになりたい方は、筆者までご連絡ください。
2012年5月3日
教育ジャーナリスト
中央教育審議会専門委員
元内閣教育再生会議委員
品川裕香