ペンシルバニア州立大学の研究者たちの調査で運動と感情につながりがあることがわかった。ペンシルバニア州立大学では、学部生たちに日々の運動の記録と、その日どういう気分だったかを8日間連続で記録させた。その結果、スポーツをするなどよく体を動かしている学生は、そうではない学生と比べて気分がよく、情緒的にも安定していることが分かった。また、運動の内容の激しさやむずかしさには関係なく、ふだんよりも多く体を動かしたときのほうが気分もよく、情緒的にも安定していることもわかった。
ペンシルバニア州立大学のデイヴィッド・コンロイ教授は語る。
「調査の結果、我々は皆、日ごろ行っていると自分で考えている運動量よりも少し多めに運動するとよい。そうすることで、運動量が増えるだけでなく、将来的に健康な体を作ることにつながる」
出典: the Journal of Sports and Exercise Psychology