いじめられた子どもは鬱になるリスクが上がることがわかった。また睡眠障害になりがちで、成績も下がりがちだということもわかった。特に、日常的にいじめられている子どもほど、こういった傾向が強いこともわかった。
アメリカ疾病管理予防センターの健康科学者であるマーシイ・ハーツ氏によれば「恒常的にいじめられている子どもは学校に行かなくなったり、落ちこぼれていったりするリスクも上がる。しかし、これは少し考えれば誰にでもわかることだ。学校でいじめられているのに、その学校に行ってわざわざ被害にあうことを望む子どもなどいるはずがない」
いじめに遭っている子どもに対して大人にできることはなにか。同氏は以下のように提案している。
「もしその子が通う学校にスクールカウンセラーかスクールソーシャルワーカーがいるなら、最初にやるべきことは彼らに連絡を取り、精神的なサポートを得るようにしてみることだ、と言って子どもに勇気を出すよう励ます」
出典:stopbullying.gov.