たばこの副流煙を吸う環境にいる2歳児は7歳になったとき、通常の7歳児ほど肺が機能しない可能性があることがわかった。研究者によれば、なかにはそれ以上のリスクを伴うケースもあるという。
シンシナティ大学の医学部のケリー・ブランスト研究員は副流煙を吸う子どもたちとアレルギーについて調査。
「2歳のときに副流煙に晒された、アレルギー感度の高い女児は、7歳になったとき、アレルギー感度の低い女児や男児と比べて、肺が6割近くも機能していないことがわかった」
ブランスト研究員は、子どもをタバコから遠ざける、新たな理由が見つかったとしている。
出典: the journal Pediatric Allergy and Immunology (supported by the National Institutes of Health.)