昨今、たばこに火をつけることは以前ほど見栄えのすることではなくなった。データによれば、道端でたばこに晒される中学生や高校生は年々減っている。しかしながら、いまだに、たばこを吸わない子ども若者のうち、5人に1人は車の中で副流煙を吸っていることがわかった。
米国・CDCC(疾病管理予防センター)のブライアン・キング博士によると「特に副流煙に起因する健康障害というものはさまざまな種類がある。肺の成長を遅延させるような急性の呼吸器系感染や、より深刻なぜんそくなどあげればきりがないが、こと乳児に限って言えば、SID(乳幼児突然死症候群)になることすらあるのだ」
喫煙に関する新しい政策や新しい社会規範やルールのおかげで、たばこを吸う人の数は減ってきている。
「保護者は家と車のなかではとにかく100%禁煙することだ。そして、子どもの周囲では絶対にたばこを吸わないようにするだけでなく、吸わせないようにすることも必至である」
出典: the journal Pediatrics.